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主に企画の製作日記等を書きたいと思っています。
台本はサイト、またはカテゴリページ上部より規約を確認の上御使用いただけるようにお願いします。




【規約・お願い】
・再配布・台詞の記載・改変の一切を禁じます。
・声部・ニコニコ動画・サイト等への投稿や声部LIVE・Skypでの声劇練習・ニコニコ生放送・ラジオ等
 基本全て許可しております。
・例外として、企画様へ提供させていただいた台本は別ルールを設けております。  ご了承ください。
・投稿等した場合は事後で構いませんのでご連絡頂けると嬉しいです。
・また、誤字脱字等ありましたらよければお知らせください。


2014年06月24日

戦争の影

【戦争の影】総台詞数49



・登場人物♀1♂2
ジェニファ♀ 

ダニー♂ 

男♂ エキストラ


・本編
自動ドアが開きジェニファが入ってくる
ジェニファ「おはよう」
ダニー「おはよう、ジェニファ。よく眠れた?」
ジェニファ「いいえ、夢見最悪よ」
ダニー「それは残念だ。今日は君の晴れ舞台だってのに」
ジェニファ「生存確率がほぼないんじゃ素直に喜べないわね」
ダニー「一機しかない新型の戦闘機だ。大切にしてくれよ」
ジェニファ「貴方の集大成だもの。分かってるわ」
ダニー「そっか、良かった」
軽くキス
ジェニファ「寂しいけど、国の為だものね」
ダニー「あいつを僕だと思えばいいさ。パイロットの腕はピカイチなんだからきっとダニー1号も喜んでくれるよ」
ジェニファ「貴方が惚れたように?」イタズラっぽく笑って
ダニー「そういうこと」
ジェニファ「うふふ……ん? ちょっと待って」
ダニー「何だい?」
ジェニファ「名前つけたの? 新型戦闘機に?」
ダニー「ああ、ダニー1号。君が昔乗ってたのはディズ4号だ。名前くらい普通だろう?」
ジェニファ「んーそうねー、じゃあ貴方の名前は?」
ダニー「ダニー」
ジェニファ「新型戦闘機は?」
ダニー「ダニー1号」
ジェニファ「貴方の名前がついたのは昔あったじゃない」
ダニー「あれは船だ。それにスペルが少しイジってある」
ジェニファ「(失笑)。分かった。もう文句は言わないわ。あの子……ダニー1号(少し笑って)とゆっくり余生を楽しむ」
ダニー「ちなみに僕は0号だ。忘れないでくれよ?」
ジェニファ「忘れないわよ、馬鹿ね」
ダニー「じゃあ、出発前にプレゼントだ」
一輪の薔薇を渡す
ジェニファ「薔薇ね……素敵」
ダニー「この胸ポケットにさして。あ、棘はとってあるから大丈夫」
ジェニファ「あら、気が利くこと」
胸ポケットに薔薇をさす
ジェニファ「これを貴方だと思えばいいのかしら」
ダニー「そういうこと。ついでに1号もね」
ジェニファ「了解。…………ねえダニー、寂しいわ」
ダニー「僕もだよジェニファ」
ジェニファ「どうして戦争なんてあるのかしら」
ダニー「さあ、雲の上の御方にしか分からないことだね」
ジェニファ「ダニー、貴方は新しい人生を歩いてね」
ダニー「ジェニファ、君のことはずっと忘れないよ。また戻ってくるのを待ってる」
ジェニファ「そんなことを言わないで。私はもう戻って来れないのよ」
ダニー「戦争が終われば帰ってこれる」
ジェニファ「敵さんが頭上を飛んでる私を打ち落とさず、黙って見守ってくれると思う? 仲間が殺されるのを見ながら?」
ダニー「……」気まずそうに
ジェニファ「ごめんなさい、意地悪言い過ぎたわ。でも気持ちは嬉しい」
ダニー「皮肉だね、皆の棺を僕が造っているなんて」
ジェニファ「貴方の技術は素晴らしいわ。これからも頑張って。私は誇りに思ってるから」
ダニー「ありがとう」
カツカツと歩いてくる男
「ジェニファ、準備は出来たか」
ダニー「ええ。じゃあねダニー」
軽くキス
ダニー「愛してる」
ジェニファ「私もよ」
ジェニファ去っていく
タグ:台本 声劇
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伴奏

【伴奏】総台詞数77

伴奏 提出作品
声部・ニコ動・サイト等での投稿目的の使用はご遠慮ください。
練習・ニコ生・声部LIVEでの使用は○


・登場人物♀3♂2
結城美鈴♀(25) 髪のポニーテールが特徴。負けず嫌いな少女。過去に縋りつく彼女は、今もあの時の光を求めている。

エドワード♂(28) 結城家で家政婦として働く美鈴の従兄。美鈴を大切にしている。

大石一成♂(20) 美鈴のお見合い相手。プロデューサーでもある。

記者♀(1) 女性の記者

男性♂(3) オーディション審査員


・本編
役名番号台詞
  【ピアノ・拍手】
美鈴01_01(たくさんの拍手。歓声)
  【舞台袖に戻ってくる】
エド02_01「美鈴!」抱きつく
美鈴03_02「わっ」驚く
エド04_02「良かったよ!お疲れ様」
美鈴05_03(誰もが褒め称えてくれた。天才だと、口々に。でもそれは、私の目が見えなかった時の話。つまり、過去の栄光)
美鈴06_04「短編オーディオドラマ私の価値」
大石宅
美鈴07_05(今年で二十歳となった私は、両親の勧めでお見合いをすることになった。二人きりにされ、気まずい沈黙を相手が破ってくれる)
大石08_01「確か、女神の手で有名でしたよね」
美鈴09_06「知ってらっしゃるのですね」
大石10_02「私は貴女の大ファンでしたから。もちろん、今でもね」
美鈴11_07「ありがとうございます」
大石12_03「まだピアノはされているんですか?」
美鈴13_08「はい。音楽は好きですから」
大石14_04「今度聞かせてください」
美鈴15_09「(少し考えて)気が向いたら、いいですよ」
大石16_05「では、貴女の機嫌をずっと伺っていることにしましょう」イタズラっぽく
帰宅
  【ガチャドアを開ける音】
美鈴17_10「ただいま」
エド18_03「お帰り、美鈴」
美鈴19_11「エドワード、お父様とお母様のこと聞いてる?」
エド20_04「パーティーでしょ、知ってるよ。夕飯の材料は余ったけど明日に回せば大丈夫だし、とりあえず二人分作ってある。それより、どうだった?」
美鈴21_12「……いい人よ」
エド22_05「じゃあお見合いは成功だね」
美鈴23_13「うーん」
エド24_06「どうしたの?」優しく
美鈴25_14「彼、昔の私を知っていたの」
エド26_07「嫌なことでも言われた?」心配して
美鈴27_15「今度聞かせて欲しいとだけ。違うの、彼に昔の私を知っていると言われた時とても嬉しかった。だから、悔しい」
エド28_08「美鈴はあの世界に戻りたいんじゃないのかな」
美鈴29_16「っ!そんなこと、ありえない!だって、あそこは……」最後消え入るように
エド30_09「……火、つけっぱなしだった。夕食作りに僕は戻るね」優しく
美鈴31_17「夕食、出来たら呼んでください」
回想
記者32_01「手術成功おめでとう!美鈴さん、目見えるようになったんだって?」
美鈴33_18「ありがとうございます。私はもっと世界中の人に自分のピアノを聞いて貰うのが夢なんです!だから、これからもっと練習して頑張っていこうと思います!」
回想2
美鈴34_19「はあ、はあ」肩で息をする
  【ジャーン無造作にピアノを叩く音】
エド35_10「美鈴!もう練習はいいだろう」
美鈴36_20「足りない!こんなんじゃ誰も見てくれない!」
エド37_11「十分上手い。ほら、手が痙攣してる。一体何時間やっていたんだい?今日はここまでにしよう」
美鈴38_21「上手くても、誰も認めてくれない!!私より上手い人なんていっぱいいるのよ!もっと練習しないと」
回想3
美鈴39_22「どうして彼女が選ばれるんですか!?私の方が上手いのは一目瞭然なのに!」
男性40_01「今回のはオーディションなんだ。コンテストじゃない。違いが分かるかい?」
美鈴41_23「違い?」
男性42_02「オーディションは使えるかどうかであって技術はその次だ。つまりね、君にはもう話題性がないんだよ」
美鈴43_24「話題性……」
男性44_03「盲目の若い美人ピアニストが売りだったってのに目が見えるんじゃただのピアニストだ。今回の子は女優もやっている多才な子だったから選ばれた。そんなに見て欲しいんなら、もう一回目が見えなくなってからくるんだな」
美鈴45_25「そんな……」絶望
モノローグ
エド46_12(過去に縋りつく美鈴もいけない。でもなにより、引き手の話題性だけで演奏の価値が決まることを許してしまって良い訳がない)
大石宅
大石47_06「すみません、お忙しい中」
エド48_13「いえ、大丈夫です」
大石49_07「改めまして、先日美鈴さんとお見合いをさせて頂いた大石一成と申します」
エド50_14「結城美鈴の従兄で、結城家で家政婦としてお世話になっているエドワード・エルドです。よろしくお願いします」
大石51_08「それでさっそくですが、美鈴さんに良いご提案があるんです」
エド52_15「美鈴になのに、何故僕に?」
大石53_09「私は美鈴さんに嫌われたくない。昔からのファンですし、それを抜きにしても彼女が好きだ。それで、この僕の提案を喜んで頂けるか親しい方にお聞きしたいと思ったのです」
エド54_16「ご提案とは」
大石55_10「それと言うのが、メディア展開のお誘いでして。CDと同時にモデルデビューも検討しております。彼女自身美人ですし、過去のことだけでも話題性は十分にあると思うんですよ。停滞期を終了して復活ってね」
エド56_17(話題性……まあお金絡みだししょうがないけど)
エド57_18「お断りします」
大石58_11「え?」
エド59_19「美鈴は喜ぶでしょう。でもそれは彼女の夢じゃない」
大石60_12「何が気に入らないのですか、エドワードさんは」
エド61_20「貴方の注目しているものが、話題性にあることです。美鈴の夢は演奏を聞いてもらうことであって、アイドルを目指しているわけじゃない。でも美鈴は、きっとこの話を聞いたら欲望に負けるでしょう。自分を見て欲しい、認めて欲しいという欲望に。だから僕が正すんです。評価頂きたいのは演奏であって顔じゃありません。過去の栄光じゃありません」
大石62_13「でも世の中でやっていくためには話題がいるのはもう理解されてますよね」
エド63_21「ええ、理解しています。僕達は世の中に思い知らされた。だからこそ、もうそんな世界には入って欲しくないんです」
大石64_14「弾き手の素行が悪いと演奏も悪く言われる。例え良くても、見ないふりをされる。もしくは、同等の技術を持っていても話題のある方が有名になる。その場合をさらに言うなら、話題がなくなれば埋もれていく。数多くの例ですね。素晴らしい演奏家が何人も技術ではなく自身の評価のせいで消えていく。…………それにしてもシスコンというものを初めてみました」
エド65_22「は?」
大石66_15「一人っ子なので美鈴さんが羨ましいです」
エド67_23「変なことを言わないでください。僕はシスコンじゃない」
大石68_16「美鈴さんの反抗期が来ないといいですね。いや、もう終わったのでしょうか」微笑ましく
エド69_24「喧嘩売ってますか?」
大石70_17「いえいえ。では、この提案は見送ろうかと思います。でも美鈴さんは諦めませんので。今度のデート楽しみにしていますとお伝えください」
エド71_25「美鈴に会うときに覚えていたら伝えましょう」少し意地悪に
大石72_18「ああ、最後に一つだけ」
エド73_26「なんですか」
大石74_19「デートにはついて来ないでくださいね」
エド75_27「デート事態を阻止することも可能だということをお忘れなく」
大石76_20「やはりシスコンというものは噂通り怖い」
エド77_28「やっぱり喧嘩うってますよね?」
End
タグ:台本 声劇
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2013年12月25日

花が聞く会話

【花が聞く会話】総台詞数71

天つ数の星 提出作品
声部・ニコ動・サイト等での投稿目的の使用はご遠慮ください。
練習・ニコ生・声部LIVEでの使用は○


・登場人物♀4♂3
花♀ のんびりしている。

猫A♀ 母猫。

猫B♀(♂) 子猫。ショタ希望。

犬A♂ 強気な犬

犬B♂ 弱気な犬

蝶♀ マイペース

鳥♂(不問) せっかち


・本編
01 花 「ふぁ。もうすぐ朝ね。今日は雨かしら?お日様が見えないわ・・・・・・」
02 花 「はぁ、退屈な一日になりそうね」
BGM挿入
03 猫B 「お腹すいたー」
04 「わがまま言わないの」
05 花 「あら・・・・・・?」
06 猫B 「あっ、お花さんこんにちは!」
07 花 「お日様が見えなかったから眠ってしまったみたい」
08 猫B 「そうなの?さっきまで曇ってたけど、お昼になったらお日様がお顔を出したよ」
09 花 「そうみたいね。今はお散歩中?」
10 猫A 「ちょっと、どうして立ち止まってるの?早く行きますよ」
11 猫B 「ママ、お花さんだよ」
12 猫A 「まあ、お花さんこんにちは。綺麗に咲いたのね」
13 花 「こんにちは。野良猫のお母さん」
14 猫A 「今日も晴れてよかったわね」
15 花 「ええ。雨だと思って眠ってしまったわ。お二人はお散歩中かしら?」
16 猫A 「いいえ。最近縄張り荒らしする人間の子供が多くてねぇ。昼寝もろくに出来ないのよ」
17 猫B 「だからママと僕は新しい昼寝場所を探してるの」
18 花 「お父さんは?」
19 猫B 「パパはお仕事中だよ」
20 猫A 「私たちの夕食を見つけてくると張り切っていたけど、ゴミ箱には困ってないのよね」
21 猫B 「パパは、今日こそ人間からおっきい魚を盗んでくるって言ってたよ」
22 猫A 「そうそう成功するものじゃないわ。期待はしないことよ」
23 猫B 「えー、でもママ、僕、この前と同じものが食べたい」
24 猫A 「そうね、ママもまた食べたいわ。それより、私はもう眠くて倒れそう。こんなに良いお天気なんだから、早く昼寝場所を見つけるわよ。ご機嫌よう、お花さん」
だんだん遠ざかりながら(台詞の音量が小さくなっていく感じ)音響様への指示のため、声優様は気にせず演技してください。
25 猫B 「わっ、僕は一人で歩けるっていつも言ってるでしょ」
26 猫A 「怪物にひかれたらペチャンコになるわよ。それが嫌なら大人しくしなさい」
27 花 「野良猫親子はつぼみの時からの付き合いだけど、いつも楽しそうで羨ましい」
28 花 「また眠くなってきたわ。お日様の下、もう一度お昼寝しようかしら」
BGM変更または挿入
29 花 「あら、今度は誰かしら?私は眠たいのに・・・・・・」
30 犬A 「余所ものの臭いがする・・・・・・」
31 花 「あれは・・・・・・犬さんね。いやだわ、犬さん達はたまに私を汚すもの。早く通り過ぎないかしら」
32 犬A 「たくっ、もっと早く歩けないのかこの人間は。あーもう!いらいらするぜ」
33 犬B 「あっ・・・・・・」
34 犬A 「ん?お前は・・・・・・またっ」
35 犬B 「ご、ごめんよ」
36 犬A 「ここは俺の縄張りだ!何回も言っているだろ!謝ればいいものじゃない!今すぐ出ていけ、そして二度と来るな!」
37 犬B 「そんなこと言ったって、しょうがないじゃないか。だってこの道しか散歩させてくれないんだもの」
38 犬A 「人間の女主人なんて弱っちい証拠だな。ふん。可愛く媚びうって違う道へひっぱればいいだろ」
39 犬B 「そんなこと出来るわけないだろ。リードを引っ張られたら為すすべないよ」
40 犬A 「そんなこと知るか。いいか、次お前を見つけたら噛み殺すからな。おい、リードを引っ張るな!まだこいつと話は終わってないんだ!!」
41 犬B 「努力はしてみるよ・・・・・・」
42 犬A 「絶対だからなっ!人間の足の後ろに隠れるようなお前に、俺の縄張りを踏む価値なんかないんだ!今度こそ痛い目見せてやる!」
BGM変更または挿入
43 花 「やっと行ったわ。これで眠れるわね」
44 蝶 「残念だけど、お昼寝はもう少し待って」
45 花 「え?」
46 蝶 「こんにちは、お花さん」
47 花 「蝶々さん、私に甘い蜜はないわ」
48 蝶 「ええ、知ってる。でも私の羽は限界なの。休憩させて?」
49 花 「ん、重いわ」
50 蝶 「失礼ね」
51 花 「だって私は道端に咲く小さな花よ」
52 蝶 「それほど生命力が強いのだから、少しぐらい我慢してちょうだい」
53 鳥 「小さなお花さんには、それは酷ってもんじゃないか」
BGM変更または挿入
54 花 「小鳥さんかしら?蝶々さんの羽で見えないわ」
55 鳥 「鳥であってるあっているよ、お花さん。蝶々さんに乗られたお花さんはなんとも滑稽に見えてしかたない。蝶々さんも少しは遠慮というものを知らないのかね」
56 蝶 「この前はよくも私の親友を食べてくれたわね」
57 鳥 「あまりにも単調な模様だったからしょうがないじゃないか。君たちの模様は化け物にしか見えないけれど、たまにああいう食料用の奴がいるから僕たちは生きていけるんだ」
58 蝶 「気分が悪いわ。小鳥さんに食べられる前に退散するわ」
59 鳥 「勝手に消えるがいいさ。それよりも、思い出した思い出した。蝶々さんのせいで思い出してしまったよ。あーあーあーあー、むかつくったらありゃしない!ちょっと口を閉ざせば済んだ話を、余計に首突っ込んでくるからまた面倒なことになった」
60 花 「なにが面倒なの?」
61 鳥 「そういえばお花さん、ちょっと聞いてくれよ。ここのところご飯にありつけないとあいつが嘆いているのだけど、それは自分の実力不足であって、どうしよもないことじゃないか。助けようにも何も出来ないのが事実。愚痴を聞かされるこっちの身にもなれってもんだよ」
62 花 「小鳥さんはもう少し人の話を聞くべきだと思うわ」
63 鳥 「分かった分かった分かってるよ。それでお花さん、あそこで飼われている犬達が縄張り争いをしているのだけど、気弱と強気の二人は勝敗が決しているようなもんじゃないか。ところがどっこい人間が持ってる紐のせいで振れることも出来ずじまい。強気の方はさぞ悔しいだろうね」
64 花 「はぁ、もういいわ」
65 鳥 「もういいと言えば、その犬達のやりとりはここ数年毎日繰り返しているから驚きだ。犬は賢いものだと思っていたが案外馬鹿でもあったようだ。さらに、面白い話を見つけたから話てあげようじゃないか」
66 花 「小鳥さん、小鳥さん」
67 鳥 「なんだいお花さん、今からとっておきの話をするところなんだ邪魔するんじゃないよ。それともなにかもっと面白い話をお花さんは持っているというのかい?」
68 花 「えっと・・・・・・残念ながらそんな面白い話は持っていないわ。でもね忠告があるの。昨日カラスさんがここに来たわ」
69 鳥 「なんだって!それは本当かいお花さん!なんで早く言ってくれなかったんだい。少しばかり悪意を感じてしまうよ、まったく。食べられてしまったらお花さんを恨むから覚悟するんだ。カラスさんに見つからないうちに退散するとしようじゃないか。あー急がなきゃ急がなきゃ」
70 花 「嘘をついてしまって悪いけど、私は眠たいもの。今日も平和な一日ね」
71 花 「私は明日も生きてるかしら?」



タグ:台本 声劇
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2013年12月23日

ワンダーランドのイレギュラー3

【ワンダーランドのイレギュラー3】総台詞数:210


・登場人物♀3♂2(♀4♂1)
アリス♀ ジョーカーに想いを寄せる純粋な少女。少女声希望。 

チャシャ♀ 気ままなはずの猫。感情的な部分が多多ある。お姉さん声希望。

女王♀ なんでも遊びに考える少女。人を思うままに動かして楽しんでいる。ロリ声希望。

うさぎ♂(♀) 世界を動かすもの。視野が広く、賢い。

ジョーカー♂ 身体だけ消えたお調子者の青年。


・本編
001 チャシャ「ジョーカーーー!!」

002 ジョーカー「なに?」

003 チャシャ「伸ばした手は届かない。彼は、消えた」モノローグ

004 ジョーカー「え、俺消えてないけど・・・・・・」

005 アリス「ワンダーランドのイレギュラー」タイトルコー

006 ジョーカー「何が起きたのか分からなかった。周りの反応から察するに、俺はどうやら消されてしまったらしい。体だけ・・・・・・」モノローグ

007 女王「消えた、消えた! 邪魔ものジョーカーは消えてしまったの、あはははは」

SE:バン 机をたたく音

008 アリス「ふざけないで! あなたが彼を消したことは分かってるの。ジョーカーを返してよ!」

009 ジョーカー「はあ。アリスにも見えてないのか。寂しいなぁ」

010 女王「私が? そんなはずないじゃない。邪魔ものジョーカーを消してしまったのはあの子よ、アリス」

011 アリス「『あの子』・・・・・・?」

012 ジョーカー「そうそう『あの子』・・・・・・やべ、俺も知らねぇ」

013 女王「そう、『あの子』。あら、分からないの? あなたがよく知っている子なのに」

014 チャシャ「そんな遠回しに言わなくても、教えてあげればいいんじゃないかしら?」

015 ジョーカー「おーこの声は麗しの猫ちゃん」

SE:カツカツカツ 足音を背景に下記のせりふ

016 チャシャ「この世界の女王は貴女。その女王に使える、この世界の管理者はうさぎ」

017 アリス「もしかして、うさぎさんが!?」

018 チャシャ「うさぎはこの世界を動かす者よ」

019 女王「何で言っちゃうの!? 私(わたくし)は今アリスと遊んでいるの!」

020 ジョーカー「あっ、アリス出ていっちゃった・・・・・・」

021 チャシャ「なぜジョーカーを消したのかしら?」

022 女王「チャシャもこの子と同じことを言うのね」

023 チャシャ「ジョーカーは私のお気に入りだったの」

024 女王「そう、だから? チャシャの事情なんて私には関係ないじゃない」

025 チャシャ「っ! そうではあるけれど、ジョーカーはただそこにいただけで女王の邪魔はしてないはずよ」

026 女王「だからといって、邪魔者ジョーカーに手を下したことが間違っているとでも言うの?」

027 チャシャ「そうよ」

028 女王「あなたは何も分かってない。邪魔者ジョーカーはトランプ兵の出来損ないよ。この世界に必要ないものなの」

029 チャシャ「ならどうしてジョーカーが生まれてすぐに消さなかったのかしら?」怒りを押さえるように

030 女王「私の気まぐれ、とも言っていつもなら遊ぶところだけど、特別に教えてあげる。だって退屈になってきたもの。チャシャ、貴女は面白くないわ」

031 チャシャ「面白くなくて結構よ」

032 女王「ジョーカーとチャシャは裏が読めないところが似ているのね。ああ、本当に面倒くさいったらないわ。アリスもいなくなっちゃったし、つまんない」

033 チャシャ「アリスなら二人で話している間に出ていったわ」

034 女王「それぐらい知っているわ。馬鹿にしてるの? 首をはねるわよ。・・・・・・ふふ、でもきっと、アリスはあの子のところね。アリスはチャシャより利口だったみたいね」

035 チャシャ「それはどういう意味かしら?」

036 女王「本当に面倒くさいね、チャシャは。考えてみて、邪魔者ジョーカーはこの世界、ワンダーランドのイレギュラーな存在なのよ? 世界を統べる私に目を付けられなくても、管理するものは仕事を遂行するのみ、でしょ?」

037 ジョーカー「さて、俺もうさぎの臭い面、見に行こうかな」


038 アリス「・・・・・・今私が言ったことが、全て真実なのね?」

039 うさぎ「うん、そうだね、アリス。君が言った推測は全て正しいよ」

040 アリス「どうして? イレギュラーというのなら、この世界に迷い込んだ私も同じイレギュラーな存在でじゃない? どうしてジョーカーだけを消してしまったの!?」

041 うさぎ「それはどうかな、アリス。僕が君に姿をみられるなんて失態をすると本当に思っているのかい?」

042 アリス「え?」

043 うさぎ「アリス、君がこの世界に来ることはこの世界の筋書き通りなんだよ。ただ時間が迫っていたから僕は急いでいた。君が来るまでの間、とても忙しかったんだ。だから彼をほったらかしにしていたんだ」

044 アリス「ジョーカーは何もしていないでしょ? この世界を狂わせないように、ただチャシャ猫と世間話をしながらワンダーランドで生きていたと聞いたわ」

045 うさぎ「それはチャシャ猫からだね?」

046 アリス「そうよ。うさぎさん、貴方がそんな非道だったなんて知らなかった。女王様と同じじゃない!」

SE:ダン 地面を蹴る音的なもの うさぎ、アリスを押さえつける

047 アリス「くっ、うさぎさん!?」

048 ジョーカー「うわっ、うさぎ! アリスちゃんになんてことをっ。離しなさい! わー、すり抜けるー」

049 うさぎ「アリスは勘違いをしているようだね」ここから少し声を低くして

050 アリス「勘違い?」

051 うさぎ「僕はアリスに嫌われるのは嫌だな」

052 アリス「何を言っているの?」

053 うさぎ「ジョーカーの罪は何もしなかったことさ。まあ、罪と大仰に言っても、何も出来ない、が正いんだけどね。この世界の住人はなにかしら役割を持っている。それはもちろん、」

054 アリス「私を導くため?」

055 うさぎ「そう、アリスを導くために全員が準備しているんだ」

056 アリス「・・・・・・」

057 うさぎ「何も言えない? まあ、それが普通だよ」声を低めから元に戻して

058 アリス「ワンダーランドの仕組みが、存在意義が分からないわ」

059 うさぎ「分からない? 簡単さ。ここはアリスのために作られた夢の国」

060 ジョーカー「おいうさぎ、それはワンダーランドの企業秘密でしょ」

061 アリス「どうして私のためなの?」

062 うさぎ「別に君だけのためじゃないさ。何? 自分が特別とでも?」

063 アリス「そ、そんなことは言ってないでしょ」

064 ジョーカー「いやいや、可愛い子限定でしょ」

065 うさぎ「そうかもね。この世界はアリスに夢を届ける国って言ったら分かるかな。別に君だけじゃなく、いろんな人にこの世界を夢として体験してもらうんだ。そのために存在する世界さ」

066 アリス「そんなこと、私に言ってもいいの?」

067 うさぎ「さあ?」

068 アリス「さあって・・・・・・」

069 ジョーカー「いいわけないだろ」

070 チャシャ「いいわけないでしょ」

071 ジョーカー「少し寂しくなってきたな。誰も相手してくれないし」

072 アリス「チャシャ猫さん? 女王様と話していたんじゃないんですか?」

073 チャシャ「話が終わったから戻ってきたのよ。それよりも、どうしてアリスにこの世界の意義を教えているのかしら? それはワンダーランドに招待されたものには教えてはいけないはずよ」

074 うさぎ「確かに彼女は招待されて来た『アリス』だ。だけども、ただの『アリス』ではないんだよ」

075 アリス「話が分からないわ。貴方たちは何を言ってるの?」

076 うさぎ「アリス、君も確かにイレギュラーな存在に成り代っているんだよ」

077 チャシャ「それはジョーカーをうさぎが消したからでしょ」

078 うさぎ「なぜだい?」

079 チャシャ「ジョーカーを消さなければアリスは女王やうさぎを問いつめなかったわ。こんな状況ももちろん起こり得ないし、アリスはワンダーランドから帰るだけよ」

080 うさぎ「本当にそうだろうか?」

081 アリス「・・・・・・どうして私を見るの?」

082 うさぎ「こんなところで言ってはなんだが、君はジョーカーに心を寄せていたのではないだろうか?」

083 アリス「なっーー」

084 ジョーカー「えーーー!」

085 うさぎ「お静かに」

086 ジョーカー「あ、はい。すみません」

087 チャシャ「まさか、あり得ないーー」

088 うさぎ「とは言い切れないだろ?」

089 チャシャ「それはそうだけど・・・・・・本当なの、アリス?」

090 ジョーカー「まさかのフラグ立っちゃったよ・・・・・・」

091 アリス「・・・・・・」

092 うさぎ「おや、黙り(だんまり)かい?」

093 チャシャ「肯定、ととっていいのかしら?」

094 アリス「・・・・・・そうよ、私はジョーカーに恋をした。いけないこと?」

095 ジョーカー「まさかのきた!」

096 うさぎ「ああ、いけないことだ」

097 ジョーカー「俺たちの恋路の邪魔をする気か、うさぎ! そういえば、幽体だけでどうやってつき合おう? んー、難しい問題だ。いや、これも恋いの試練!」

098 チャシャ「うさぎの判断は正しかったのかしら?」

099 うさぎ「? 当たり前じゃないか。僕は後悔したよ。彼を放っておいたことにね」

100 チャシャ「帰るわ」

101 アリス「!? どうして?」

102 チャシャ「反論の余地がなくなったから。うさぎを責める私は間違っていたと、自覚したから帰るのよ」

103 アリス「恋したことがいけないのというの?」

104 チャシャ「うさぎに飽きたら、私のところにいらっしゃい」

105 うさぎ「それなら今すぐ行くといい」

106 アリス「もう消えてしまったわ」

107 うさぎ「彼女は利口なはずだからね、ジョーカーが存在したことによる影響は彼女が説明してくれるさ」

108 ジョーカー「んーどうするかなぁ」

109 アリス「・・・・・・ジョーカーは、自分のことを異端者だと、イレギュラーだと知っていたわ」

110 うさぎ「当たり前じゃないか。彼が一番自分のことを理解していたと思うけど。なにしろ自分だけ役割がないのだから」

SE:ドンドン ドアを叩く音

111 うさぎ「来客とは珍しい」

SE:トコトコトコトコ 歩く足音
SE:キィ ドアを開く音

112 ジョーカー「はぁぁぁ」

113 うさぎ「ふんふん、そうかそうか」

SE:パタン ドアを閉める音

114 アリス「今のは、トランプ兵ね」

115 うさぎ「ちょうどいい、いや、ちょうどよくはないが、一緒に彼女のところに行こうじゃないか」

116 アリス「私も女王のところへ?」

117 うさぎ「彼女が僕を呼びつけたんだよ。よくあることだ。君は呼ばれてないけれど、彼女が聞きたいことを想像するに僕の予想が当たっていれば君は重大な事実を手にするだろう」

118 うさぎ「さて、君は行くかい?」

119 アリス「行くわ」

120ジョーカー「俺はツンデレ猫ちゃんと純粋アリスちゃんのどちらを選べば・・・・・・。待てよ、両手に華という案も。あれ? 三人は??」


121 うさぎ「女王様、失礼しますよ」

122 女王「遅いわ! 遅すぎる!」

123 うさぎ「そんないきり立たないでくださいよ」

124 女王「うさぎ、例え貴方だろうと私は首をはねよと兵に命じるわ」

125 うさぎ「では、ちょくらはねられてこようじゃありませんか」

126 アリス「うさぎさん!? 女王様、止めて! うさぎさんを消したら貴方たちが言う世界を動かすものがいなくなるわよ!?」

127 うさぎ「おや、僕の身を案じてくれるとは、君は優しいんだね」

128 アリス「うさぎさんも、兵に捕まったまま笑ってないで女王様に謝ればいいでしょ!?」

129 うさぎ「これは女王の・・・・・・と言いたいところだが、彼女が楽しそうだから黙っていよう」

130 アリス「女王様の・・・・・・?」

131 女王「アリス、これは私からのご褒美よ。先ほど、チャシャより物分かりがよくて私は驚いたの」

132 アリス「ご褒美というのならうさぎさんを助けて!」

133 女王「うさぎが首をはねられれば、アリスにとってのご褒美になるの。よく考えなさい。あと、うさぎ」

134 うさぎ「なんでしょう?」

135 女王「チャシャも邪魔者ジョーカーに心寄せているみたいね」

136 アリス「え!?」

137 うさぎ「やはりそのお話ですね。僕の予想は大当たりです。アリスをつれてきた甲斐がありました」

138 女王「アリスだけなら追い出せば済むけれど、チャシャまでもとはいかないのよ?」

139 うさぎ「困りものですね」

140 女王「どうにかしなさい」

141 うさぎ「そうですね、アリスに質問があるのですが」

142 アリス「質問?」

143 うさぎ「彼は、君に好意を寄せていたのでしょうか?」

144 アリス「は?」

145 うさぎ「つまりは、君と彼は両思いだったのか、ということです」

146 アリス「・・・・・・いいえ、ジョーカーはチャシャ猫さんが好きでした」

147 うさぎ「おや、彼がそういったのですか?」

148 アリス「ジョーカーはそんなことを言う人ではありません。いつも笑って本心が分からない人でした。でも、チャシャ猫さんを語る口と見る目は優しかったわ」

149 うさぎ「ふむふむ。それでは判断がつきませんね。君の嫉妬による見方かもしれませんし」

150 女王「ならチャシャを殺せばいいじゃないの」

151 うさぎ「いえ、ジョーカーとアリスが両想いなら、彼女も諦めるでしょう。なにしろ彼女はこの世界の仕組みを忘れているようですから」

152 女王「アリスに頼めばいいじゃない。うふふ、私って天才ね!」

153 うさぎ「おお、その手がありましたか。なら全て解決ですね」

154 女王「アリス、命令よ。うさぎの首は私がちゃんとはねておくから心配しないで。チャシャのところにいって、うさぎの死を伝えてきてちょうだい」

155 アリス「そんな!」

156 女王「早く行ってよ。私の遊びにもちゃんと付き合ってもらわなくちゃ、貴女を今すぐ追い出すわよ」

157 うさぎ「僕のことは気にしなくていいさ。それより、急がないとこの世界から追い出されちゃうよ?」

158 アリス「ごめんなさい、うさぎさん!」

SE:ダダダダダ 走っていく音

159 うさぎ「おや、少しショックだな」

160 女王「うさぎより、アリスは邪魔者ジョーカーを選んだのね。あら愉快」


161 アリス「チャシャ猫さん? どこにいるの?」

162 チャシャ「呼んだかしら?」

163 アリス「ええ、呼んだわ」

164 チャシャ「もう、うさぎには飽きたの?」

165 アリス「女王様から伝言を頼まれて・・・・・・」

166 チャシャ「伝言?」

167 アリス「うさぎさんの首をはねる、と・・・・・・」

168 チャシャ「・・・・・・」

169 アリス「チャシャ猫さん?」

170 チャシャ「うふふふふふ、あーおかしい。私ったらどうかしてたのね」

171 アリス「どういうこと? なぜ笑っているの?]

172 チャシャ「すっかり忘れていたのよ。この世界で生まれたものは決して消えないと」

173 アリス「消えない?」

174 チャシャ「女王様の気にふれて首をはねられたトランプ兵が何人いると思う? 普通ならトランプ兵なんてお城から一人もいなくなるくらいの人数が毎日死んでるわ」

175 アリス「それでも数が減らないのは、みんな生き返るから、というの?」

176 チャシャ「正解」

177 アリス「なら、ジョーカーも・・・・・・」

178 チャシャ「そこまで重要人物ではないから時間はかかるけど、必ず」

179 アリス「ならうさぎさんも」

180 チャシャ「うさぎは女王の次に世界にとって大切な存在。すぐ生き返るわ」

181 アリス「よかった・・・・・・」

182 チャシャ「どうしてかしら・・・・・・」

183 アリス「?」

184 チャシャ「こんな当たり前のことを忘れていたなんて」

185 アリス「それは・・・・・・」

186 チャシャ「? アリスは分かるというの?」

187 アリス「ごめんなさい。私には分からないわ」

188 チャシャ「当たり前でしょ。私のことを貴女が分かってったまるものですか」

189 アリス「・・・・・・あの、どうして私を呼んだの?」

190 チャシャ「ジョーカーが変えてしまった世界を教えるためよ。冷静に考えたら、全てがおかしくなっていたことにやっと気づいたわ」

191 アリス「おかしくなっていたこと?」

192 チャシャ「元々、この世界ワンダーランドはアリスが楽しむための夢の国」

193 アリス「うさぎさんに聞いたわ」

194 チャシャ「アリスが思いを寄せるというよりも親しみを感じる存在なんてないはずなの。忙しく動くうさぎにわがままな女王様。掴みどころがないチャシャ猫に不思議な住人たち」

195 チャシャ「だけど私はジョーカーのことで笑顔が消えた。イレギュラーな存在があったことで、ワンダーランドの住人達は貴女にとって親しみやすくなってしまったのよ」

196 アリス「それが本当かは私には分からないけど、それなら、ジョーカーが再び存在したときワンダーランドはどうなるの?」

197 チャシャ「どうもならないわ。うさぎがイレギュラーな存在を消して、新しく生まれた存在に役割を与えるだけよ。もちろん、記憶は引き継ぐわ」

198 アリス「また、ジョーカーに会えるのね」

199 チャシャ「っ・・・・・・、でもっ、アリスはすぐに夢から冷めなくてはいけないわ」

200 アリス「それでも、ジョーカーに想いを伝えたい。チャシャも、っ!?」

SE:ドサ 倒れる音

201 チャシャ「うさぎ、何を!?」

202 うさぎ「アリスの役目は終わったから迎えに来ただけさ。それに、君に余計なことを言おうとしていたからね」


203 ジョーカー「すっかり出遅れてしまったな。確かうさぎ達は女王様のところに行ったはずなんだけど、女王一人しかいないじゃん」

204 女王「邪魔者ジョーカーの役割は何にしようかなあ。・・・・・・うーん、新しい帽子が欲しかったところだし、帽子屋さんなんてどうかしら?」

205 ジョーカー「やだ。俺に派手派手な帽子を被る趣味はない」

206 女王「それに、ふふ、アリスに想いを寄せるジョーカーを見ればチャシャも諦めるだろうし、これで問題は全て解決ね。ああ、本当に疲れたわ。」

207 ジョーカー「なんのことだ? てか、独り言の多い女王様だな。あぁ、トランプ兵がいたか」

208 女王「うさぎと私だけの秘密。教えて欲しいの? トランプ兵であるお前になんて普通は教えないけど、私は優しいから教えてあげるのよ」

209 ジョーカー「うわっ、ムカつく言い方。もういいや、俺は猫ちゃんかアリスちゃん探そう。流石にロリコンじゃないからね、うさぎみたいに」

210 女王「生まれ変わるものの記憶は私とうさぎの思いのままなのよ。だからジョーカーに、アリスに対する恋心を植え付けるなんてお手のもの。チャシャも近々殺してジョーカーに関する記憶をけそうかしら? あははは、とても素敵な世界。ワンダーランドはね、私にとっても夢の国なの」
タグ:台本 声劇
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ワンダーランドのイレギュラー2

【ワンダーランドのイレギュラー2】総台詞数:185

Voice with "LOVE"  ニコ生声劇披露ユニット「ライム☆フォルテ」様
提出作品(公開許可済み)
ラジオ、声部、サイト等での使用はこの台本に限り必ずご連絡ください。
スカイプ・ニコ生等の声劇練習には自由に使用いただいて構いません。


・登場人物♀2♂2(♀3♂1)
アリス♂ ジョーカーの親友。 

チャシャ♀ 気ままなはずの猫。感情的な部分が多多ある。お姉さん声希望。

女王♀ なんでも遊びに考える少女。人を思うままに動かして楽しんでいる。ロリ声希望。

うさぎ♂(♀) 世界を動かすもの。視野が広く、賢い。



・本編
001 チャシャ「ジョーカーーー!!」

002 チャシャ「伸ばした手は届かない。彼は、消えた」モノローグ


003 アリス「ワンダーランドのイレギュラー」タイトルコー

004 女王「消えた、消えた! 邪魔ものジョーカーは消えてしまったの、あはははは」

SE:バン 机をたたく音

005 アリス「ふざけるな! お前があいつを消したことは分かってるんだ。ジョーカーを返せ!」

006 女王「私が? そんなはずないじゃない。邪魔ものジョーカーを消してしまったのはあの子よ、アリス」

007 アリス「『あの子』・・・・・・?」

008 女王「そう、『あの子』。あら、分からないの? あなたがよく知っている子なのに」

009 チャシャ「そんな遠回しに言わなくても、教えてあげればいいんじゃないかしら?」

SE:カツカツカツ 足音を背景に下記のせりふ

010 チャシャ「この世界の女王は貴女。その女王に使える、この世界の管理者はうさぎ」

011 アリス「もしかして、うさぎが!?」

012 チャシャ「うさぎはこの世界を動かす者よ」

013 女王「もう、何で言っちゃうの!? 私(わたくし)は今アリスと遊んでいるの!」

014 チャシャ「なぜジョーカーを消したのかしら?」

015 女王「チャシャもこの子と同じことを言うのね」

016 チャシャ「ジョーカーは私のお気に入りだったの」

017 女王「そう、だから? チャシャの事情なんて私には関係ないじゃない」

018 チャシャ「っ! そうではあるけれど、ジョーカーはただそこにいただけで女王の邪魔はしてないはずよ」

019 女王「だからといって、邪魔者ジョーカーに手を下したことが間違っているとでも言うの?」

020 チャシャ「そうよ」

021 女王「あなたは何も分かってない。邪魔者ジョーカーはトランプ兵の出来損ないよ。この世界に必要ないものなの」

022 チャシャ「ならどうしてジョーカーが生まれてすぐに消さなかったのかしら?」怒りを押さえるように

023 女王「私の気まぐれ、とも言っていつもなら遊ぶところだけど、特別に教えてあげる。だって退屈になってきたもの。チャシャ、貴女は面白くないわ」

024 チャシャ「面白くなくて結構よ」

025 女王「ジョーカーとチャシャは裏が読めないところが似ているのね。ああ、本当に面倒くさいったらないわ。アリスもいなくなっちゃったし、つまんない」

026 チャシャ「アリスなら二人で話している間に出ていったわ」

027 女王「それぐらい知っているわ。馬鹿にしてるの? 首をはねるわよ。・・・・・・ふふ、でもきっと、アリスはあの子のところね。アリスはチャシャより利口だったみたいね」

028 チャシャ「それはどういう意味かしら?」

029 女王「本当に面倒くさいね、チャシャは。考えてみて、邪魔者ジョーカーはこの世界、ワンダーランドのイレギュラーな存在なのよ? 世界を統べる私に目を付けられなくても、管理するものは仕事を遂行するのみ、でしょ?」


030 アリス「・・・・・・今俺が言ったことが、全て真実なんだな?」

031 うさぎ「うん、そうだね、アリス。君が言った推測は全て正しいよ」

032 アリス「どうしてだ? イレギュラーというのなら、この世界に迷い込んだ俺も同じイレギュラーな存在でじゃないのか? どうしてジョーカーだけを消してしまったんだ!?」

033 うさぎ「それはどうかな、アリス。僕が君に姿をみられるなんて失態をすると本当に思っているのかい?」

034 アリス「え?」

035 うさぎ「アリス、君がこの世界に来ることはこの世界の筋書き通りなんだよ。ただ時間が迫っていたから僕は急いでいた。君が来るまでの間、とても忙しかったんだ。だから彼をほったらかしにしていたんだ」

036 アリス「ジョーカーは何もしていない。 この世界を狂わせないように、ただチャシャ猫と世間話をしながらワンダーランドで生きていたと聞いた」

037 うさぎ「それはチャシャ猫からだね?」

038 アリス「そうだ。うさぎ、お前がそんな非道だったなんて知らなかった。女王様と同じじゃないか!」

SE:ダン 地面を蹴る音的なもの うさぎ、アリスを押さえつける

039 アリス「くっ、うさぎ!?」

040 うさぎ「アリスは勘違いをしているようだね」ここから少し声を低くして

041 アリス「勘違い?」

042 うさぎ「僕はアリスに嫌われるのは嫌だな」

043 アリス「何を言っている?」

044 うさぎ「ジョーカーの罪は何もしなかったことさ。まあ、罪と大仰に言っても、何も出来ない、が正しいんだけどね。この世界の住人はなにかしら役割を持っている。それはもちろん、」

045 アリス「俺を・・・・・・導くためなのか?」

046 うさぎ「そう、アリスを導くために全員が準備しているんだ」

047 アリス「・・・・・・」

048 うさぎ「何も言えない? まあ、それが普通だよ」声を低めから元に戻して

049 アリス「ワンダーランドの仕組みが、存在意義が分からない」

050 うさぎ「分からない? 簡単さ。ここはアリスのために作られた夢の国」

051 アリス「どうして俺のためなんだ?」

052 うさぎ「別に君だけのためじゃないさ。何? 自分が特別とでも?」

053 アリス「そ、そんなことは言ってないだろ」

054 うさぎ「そうかもね。この世界は、アリスに夢を届ける国って言ったら分かるかな。別に君だけじゃなく、いろんな人にこの世界を夢として体験してもらうんだ。そのために存在する世界さ」

055 アリス「そんなこと、俺に説明してもいいのか?」

056 うさぎ「さあ?」

057 アリス「さあって・・・・・・」

058 チャシャ「いいわけないでしょ」

059 アリス「チャシャ猫? 女王様と話していたんじゃないのか?」

060 チャシャ「話が終わったから戻ってきたのよ。それよりも、どうしてアリスにこの世界の意義を教えているのかしら? それはワンダーランドに招待されたものには教えてはいけないはずよ」

061 うさぎ「確かに彼は招待されて来た『アリス』だ。だけども、ただの『アリス』ではないんだよ」

062 アリス「話が分からない。お前たちは何を言ってるんだ?」

063 うさぎ「アリス、君も確かにイレギュラーな存在に成り代っているんだよ」

064 チャシャ「それはジョーカーをうさぎが消したからでしょ」

065 うさぎ「なぜだい?」

066 チャシャ「ジョーカーを消さなければアリスは女王やうさぎを問いつめなかったわ。こんな状況ももちろん起こり得ないし、アリスはワンダーランドから帰るだけよ」

067 うさぎ「本当にそうだろうか?」

068 アリス「・・・・・・どうして俺を見る?」

069 うさぎ「アリスにとって、ジョーカーの存在は?」

070 アリス「・・・・・・親友だ。嘘なく気軽につき合える相手。この世界で出来た友人」

071 うさぎ「そうだね、だからこそいけない」

072 アリス「だから、何がいけないって言うんだ!」

073 うさぎ「お静かに」

074 チャシャ「アリスはジョーカーと友人になっただけよ、あなたは何を考えているの、うさぎ?」

075 アリス「・・・・・・」

076 うさぎ「イレギュラーな存在が、アリスの中で大切な人となった」

077 チャシャ「大切な存在・・・・・・現実を超えてしまったのね」

078 アリス「現実を超す?」

079 うさぎ「アリスにとってジョーカーは、とても大切な存在じゃないかい? 現実にはいない、とてもいい親友となった。違うかい?」

080 アリス「違わない。ジョーカーは確かに良い奴だった。でも、だからなんだ? あいつを消すことが正しいというのか?」

081 うさぎ「? 当たり前じゃないか。僕は後悔したよ。彼を今まで放っておいたことにね」

082 チャシャ「はぁ・・・・・・帰るわ」

083 アリス「!? どうしてだ? まだ話は終わってない」

084 チャシャ「反論の余地がなくなったから。うさぎを責める私は間違っていたと、自覚したから帰るのよ」

085 アリス「ただの一時の友情、それが本当にいけないことなのか?」

086 チャシャ「うさぎに飽きたら、私のところにいらっしゃい」

087 うさぎ「それなら今すぐ行くといい」

088 アリス「もう消えたよ」

089 うさぎ「彼女は利口なはずだからね、ジョーカーが存在したことによる影響は彼女が説明してくれるさ」

090 アリス「・・・・・・ジョーカーは、自分のことを異端者だと、イレギュラーだと知っていた」

091 うさぎ「当たり前じゃないか。彼が一番自分のことを理解していたと思うけど。なにしろ自分だけ役割がないのだから」

SE:ドンドン ドアを叩く音

092 うさぎ「おや、来客とは珍しい」

SE:トコトコトコトコ 歩く足音
SE:キィ ドアを開く音

093 うさぎ「ふんふん、そうかそうか」

SE:パタン ドアを閉める音

094 アリス「今のは、トランプ兵だな」

095 うさぎ「ちょうどいい、いや、ちょうどよくはないが、一緒に彼女のところに行こうじゃないか」

096 アリス「俺も女王様のところへ?」

097 うさぎ「彼女が僕を呼びつけたんだよ。よくあることだ。君は呼ばれてないけれど、彼女が聞きたいことを想像するに、僕の予想が当たっていれば君は重大な事実を手にするだろう」

098 うさぎ「さて、君は行くかい?」

099 アリス「行く」


100 うさぎ「女王様、失礼しますよ」

101 女王「遅いわ! 遅すぎる!」

102 うさぎ「そんないきり立たないでくださいよ」

103 女王「うさぎ、例え貴方だろうと私は首をはねよと兵に命じるわ」

104 うさぎ「では、ちょくらはねられてこようじゃありませんか」

105 アリス「うさぎ!? 止めろ! うさぎを消したらお前たちが言う、世界を動かすものがいなくなるんだぞ!?」

106 うさぎ「おや、僕の身を案じてくれるとは、君は優しいんだね」

107 アリス「うさぎも兵に捕まったまま笑ってないで、女王様に謝ればいいだろ!?」

108 うさぎ「これは女王の・・・・・・と言いたいところだが、彼女が楽しそうだから黙っていよう」

109 アリス「女王様の・・・・・・?」

110 女王「アリス、これは私からのご褒美よ。先ほど、チャシャより物分かりがよくて私は驚いたの」

111 アリス「ご褒美というならうさぎを助けろ!」

112 女王「うさぎが首をはねられれば、アリスにとってのご褒美になるの。よく考えなさい。あと、うさぎ」

113 うさぎ「なんでしょう?」

114 女王「チャシャは邪魔者ジョーカーに心寄せているみたいね」

115 アリス「なっ!?」

116 うさぎ「やはりそのお話ですね。僕の予想は大当たりです。アリスをつれてきた甲斐がありました」

117 女王「アリスだけなら追い出せば済むけれど、チャシャまでもとはいかないのよ?」

118 うさぎ「困りものですね」

119 女王「どうにかしなさい」

120 うさぎ「そうですね、アリスに質問があるのですが」

121 アリス「質問?」

122 うさぎ「彼は誰かに好意を抱いていましたか?」

123 アリス「は?」

124 うさぎ「つまりは、簡単に言うと、好きな人がいたのか、と聞いているのです。親友だと自ら宣言する君なら、何か聞いてないですか?」

125 アリス「・・・・・・ジョーカーはチャシャ猫が好きだった」

126 うさぎ「おや、彼がそういったのですか?」

127 アリス「あいつはそんなことを言う奴じゃない。いつも笑って本心が分からないけど、チャシャ猫を語る口と見る目はいつも優しかった」

128 うさぎ「ふむふむ。それでは判断がつきませんね。どうしますかね」

129 女王「ならチャシャを殺せばいいじゃない」

130 うさぎ「その必要はありません。ここはいっそ大嘘をついて、アリスとジョーカーの恋仲説を唱えてはどうでしょう。異質ですし、無理があるにはありますが、彼女もきっと諦めてくれることを期待するしかありません。ふう、冗談はさておき、自分の本心にまだ気づいていなのであれば、事は簡単です。今彼女は、ジョーカーをこの世界に戻すことしか考えていない。なら教えて上げればいいのです。なにしろ彼女は、この世界の仕組みを忘れているようですから」

131 女王「んー、なら、アリスに頼めばいいじゃない。うふふ、私って天才ね!」

132 うさぎ「おお、その手がありましたか。なら全て解決ですね」

133 女王「アリス、命令よ。うさぎの首は私がちゃんとはねておくから心配しないで。チャシャのところにいって、うさぎの死を伝えてきてちょうだい」

134 アリス「そんな!」

135 女王「早く行ってよ。私の遊びにもちゃんと付き合ってもらわなくちゃ、貴方を今すぐ追い出すわよ」

136 うさぎ「僕のことは気にしなくていいさ。それより、急がないとこの世界から追い出されちゃうよ?」

137 アリス「・・・・・・すまない、うさぎさん!」

SE:ダダダダダ 走っていく音

138 うさぎ「おや、少しショックだな」

139 女王「うさぎより、アリスは邪魔者ジョーカーを選んだのね。あら愉快」


140 アリス「チャシャ猫? どこにいる?」

141 チャシャ「呼んだかしら?」

142 アリス「ああ、呼んだ」

143 チャシャ「もう、うさぎには飽きたの?」

144 アリス「女王様から伝言を頼まれた・・・・・・」

145 チャシャ「伝言?」

146 アリス「うさぎの首をはねる、と・・・・・・」

147 チャシャ「・・・・・・」

148 アリス「チャシャ猫?」

149 チャシャ「うふふふふふ、あーおかしい。私ったらどうかしてたのね」

150 アリス「どういうことだ? なぜ笑っている?」

151 チャシャ「すっかり忘れていたのよ。この世界で生まれたものは決して消えないと」

152 アリス「消えない?」

153 チャシャ「女王様の気にふれて首をはねられたトランプ兵が何人いると思う? 普通ならトランプ兵なんてお城から一人もいなくなるくらいの人数が毎日死んでるわ」

154 アリス「それでも数が減らないのは、みんな生き返るから、というのか?」

155 チャシャ「正解」

156 アリス「なら、ジョーカーも・・・・・・」

157 チャシャ「そこまで重要人物ではないから時間はかかるけど、必ず」

158 アリス「ならうさぎも」

159 チャシャ「うさぎは女王の次に世界にとって大切な存在。すぐ生き返るわ」

160 アリス「よかった・・・・・・」

161 チャシャ「どうしてかしら・・・・・・」

162 アリス「?」

163 チャシャ「こんな当たり前のことを忘れていたなんて」

164 アリス「それは・・・・・・」

165 チャシャ「? アリスは分かるというの?」

166 アリス「いや、俺には分からない」

167 チャシャ「当たり前でしょ。私のことを貴女が分かってったまるものですか」

168 アリス「・・・・・・なあ、どうして俺を呼んだんだ?」

169 チャシャ「ジョーカーが変えてしまった世界を教えるためよ。冷静に考えたら、全てがおかしくなっていたことにやっと気づいたわ」

170 アリス「おかしくなっていた?」

171 チャシャ「元々、この世界ワンダーランドはアリスが楽しむための夢の国」

172 アリス「うさぎに聞いた」

173 チャシャ「アリスが思いを寄せるというよりも親しみを感じる存在なんてないはずなの。忙しく動くうさぎにわがままな女王様。いつも笑って掴みどころがないチャシャ猫に不思議な住人たち」

174 チャシャ「だけど私はジョーカーのことで笑顔が消えた。イレギュラーな存在があったことで、ワンダーランドの住人達は貴女にとって親しみやすくなってしまったのよ」

175 アリス「それが本当かは俺には分からないけど、それなら、ジョーカーが再び存在したときワンダーランドはどうするんだ?」

176 チャシャ「どうもならない、どうもしないわ。うさぎがイレギュラーな存在を消して、新しく生まれた存在に役割を与えるだけよ。もちろん、記憶は引き継いで」

177 アリス「また、ジョーカーに会えるのか」

178 チャシャ「でも、アリスはすぐに夢から冷めなくてはいけないわ」

179 アリス「それでも、ジョーカーにお礼は言っておきたい。チャシャも、っ!?」

SE:ドサ 倒れる音

180 チャシャ「うさぎ、何を?」

181 うさぎ「アリスの役目は終わったから迎えに来ただけさ。それに、君に余計なことを言おうとしていたからね。まあ、気にすることはないさ」


182 女王「邪魔者ジョーカーの役割は何にしようかなあ。・・・・・・うーん、新しい帽子が欲しかったところだし、帽子屋さんなんてどうかしら?」

183 女王「それに、ふふ、いつもつまらないこの世界が、ジョーカーのおかげで少し楽しかったわ」

184 女王「? あら、なぁに? うさぎと私だけの秘密。教えて欲しいの? トランプ兵であるお前になんて普通は教えないけど、私は優しいから教えてあげるのよ」

185 女王「生まれ変わるものの記憶は私とうさぎの思いのままなのよ。だからもしアリスが言うとおり、ジョーカーがチャシャに思いを寄せるなら、その記憶をいじるなんてお手のもの。チャシャも近々殺してジョーカーに関する記憶をけそうかしら? あははは、とても素敵な世界。ワンダーランドはね、私にとっても夢の国なの」

タグ:台本 声劇
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2013年12月07日

ワンダーランドのイレギュラー

【ワンダーランドのイレギュラー】総台詞数:185


・登場人物♀3♂1(♀4)
アリス♀ ジョーカーに想いを寄せる純粋な少女。少女声希望。 

チャシャ♀ 気ままなはずの猫。感情的な部分が多多ある。お姉さん声希望。

女王♀ なんでも遊びに考える少女。人を思うままに動かして楽しんでいる。ロリ声希望。

うさぎ♂(♀) 世界を動かすもの。視野が広く、賢い。



・本編
001 チャシャ「ジョーカーーー!!」

002 チャシャ「伸ばした手は届かない。彼は、消えた」モノローグ

003 アリス「ワンダーランドのイレギュラー」タイトルコール

004 女王「消えた、消えた! 邪魔ものジョーカーは消えてしまったの、あはははは」

SE:バン 机をたたく音

005 アリス「ふざけないで! あなたが彼を消したことは分かってるの。ジョーカーを返してよ!」

006 女王「私が? そんなはずないじゃない。邪魔ものジョーカーを消してしまったのはあの子よ、アリス」

007 アリス「『あの子』・・・・・・?」

008 女王「そう、『あの子』。あら、分からないの? あなたがよく知っている子なのに」

009 チャシャ「そんな言い回しをしなくても、教えてあげればいいんじゃないかしら?」

SE:カツカツカツ 足音を背景に下記のせりふ

010 チャシャ「この世界の女王は貴女。その女王に使える、この世界の管理者はうさぎ」

011 アリス「もしかして、うさぎさんが!?」

012 チャシャ「うさぎはこの世界を動かす者よ」

013 女王「何で言っちゃうの!? 私(わたくし)は今アリスと遊んでいるの!」

014 チャシャ「なぜジョーカーを消したのかしら?」

015 女王「チャシャもこの子と同じことを言うのね」

016 チャシャ「ジョーカーは私のお気に入りだったの」

017 女王「そう、だから? チャシャの事情なんて私には関係ないじゃない」

018 チャシャ「っ! そうではあるけれど、ジョーカーはただそこにいただけで女王の邪魔はしてないはずよ」

019 女王「だからといって、邪魔者ジョーカーに手を下したことが間違っているとでも言うの?」

020 チャシャ「そうよ」

021 女王「あなたは何も分かってない。邪魔者ジョーカーはトランプ兵の出来損ないよ。この世界に必要ないものなの」

022 チャシャ「ならどうしてジョーカーが生まれてすぐに消さなかったのかしら?」怒りを押さえるように

023 女王「私の気まぐれ、とも言っていつもなら遊ぶところだけど、特別に教えてあげる。だって退屈になってきたもの。チャシャ、貴女は面白くないわ」

024 チャシャ「面白くなくて結構よ」

025 女王「ジョーカーとチャシャは裏が読めないところが似ているのね。ああ、本当に面倒くさいったらないわ。アリスもいなくなっちゃったし、つまんない」

026 チャシャ「アリスなら二人で話している間に出ていったわ」

027 女王「それぐらい知っているわ。馬鹿にしてるの? 首をはねるわよ。・・・・・・ふふ、でもきっと、アリスはあの子のところね。アリスはチャシャより利口だったみたいね」

028 チャシャ「それはどういう意味かしら?」

029 女王「本当に面倒くさいのね、チャシャは。考えてみて、邪魔者ジョーカーはこの世界、ワンダーランドのイレギュラーな存在なのよ? 世界を統べる私に目を付けられなくても、管理するものは仕事を遂行するのみ、でしょ?」




030 アリス「・・・・・・今私が言ったことが、全て真実なのね?」

031 うさぎ「うん、そうだね、アリス。君が言った推測は全て正しいよ」

032 アリス「どうして? イレギュラーというのなら、この世界に迷い込んだ私も同じイレギュラーな存在でしょ? どうしてジョーカーだけを消してしまったの!?」

033 うさぎ「それはどうかな、アリス。僕が君に姿をみられるなんて失態をすると本当に思っているのかい?」

034 アリス「え?」

035 うさぎ「アリス、君がこの世界に来ることはこの世界の筋書き通りなんだよ。ただ時間が迫っていたから僕は急いでいた。君が来るまでの間、とても忙しかったんだ。だから彼をほったらかしにしていたんだ」

036 アリス「ジョーカーは何もしていないでしょ? この世界を狂わせないように、ただチャシャ猫と世間話をしながらワンダーランドで生きていたと聞いたわ」

037 うさぎ「それはチャシャ猫からだね?」

038 アリス「そうよ。うさぎさん、貴方がそんな非道だったなんて知らなかった。女王様と同じじゃない!」

SE:ダン 地面を蹴る音的なもの うさぎ、アリスを押さえつける

039 アリス「くっ、うさぎさん!?」

040 うさぎ「アリスは勘違いをしているようだね」ここから少し声を低くして

041 アリス「勘違い?」

042 うさぎ「僕はアリスに嫌われるのは嫌だな」

043 アリス「何を言っているの?」

044 うさぎ「彼の罪は何もしなかったことさ。まあ、罪と大仰に言っても、何も出来ない、が正いんだけどね。この世界の住人はなにかしら役割を持っている。それはもちろん、」

045 アリス「私を導くためね?」

046 うさぎ「そう、アリスを導くためにみんなが準備しているんだ」

047 アリス「・・・・・・」

048 うさぎ「何も言えない? まあ、それが普通だよ」声を低めから元に戻して

049 アリス「ワンダーランドの仕組みが、存在意義が分からないわ」少しショックを受けた感を残してボソッと

050 うさぎ「分からない? 簡単さ。ここはアリスのために作られた夢の国」

051 アリス「どうして私のためなの?」

052 うさぎ「別に君だけのためじゃないさ。何? 自分が特別とでも?」

053 アリス「そ、そんなことは言ってないでしょ」

054 うさぎ「そうかもね。この世界はアリスに夢を届ける国って言ったら分かるかな。別に君だけじゃなく、いろんな人にこの世界を夢として体験してもらうんだ。そのために存在する世界さ」

055 アリス「そんなこと、私に言ってもいいの?」

056 うさぎ「さあ?」

057 アリス「さあって・・・・・・」

058 チャシャ「いいわけないでしょ」

059 アリス「チャシャ猫さん? 女王様と話していたんじゃないんですか?」

060 チャシャ「話が終わったから戻ってきたのよ。それよりも、どうしてアリスにこの世界の意義を教えているのかしら? それはワンダーランドに招待されたものには教えてはいけないはずよ」

061 うさぎ「確かに彼女は招待されて来た『アリス』だ。だけども、ただの『アリス』ではないんだよ」

062 アリス「話が分からないわ。貴方たちは何を言ってるの?」

063 うさぎ「アリス、君も確かにイレギュラーな存在に成り代わってわいるんだよ」

064 チャシャ「それはジョーカーをうさぎが消したからでしょ」

065 うさぎ「なぜだい?」

066 チャシャ「ジョーカーを消さなければアリスは女王やうさぎを問いつめなかったわ。こんな状況ももちろん起こり得ないし、アリスはワンダーランドから帰るだけよ」

067 うさぎ「本当にそうだろうか?」

068 アリス「・・・・・・どうして私を見るの?」

069 うさぎ「こんなところで言ってはなんだが、君はジョーカーに心を寄せていたのではないだろうか?」

070 アリス「なっーー」

071 うさぎ「お静かに」

072 チャシャ「まさか、あり得ないーー」

073 うさぎ「とは言い切れないだろ?」

074 チャシャ「それはそうだけど・・・・・・本当なの、アリス?」

075 アリス「・・・・・・」

076 うさぎ「おや、黙り(だんまり)かい?」

077 チャシャ「肯定、ととっていいのかしら?」

078 アリス「・・・・・・そうよ、私はジョーカーに恋をした。いけないこと?」

079 うさぎ「ああ、いけないことだ」

080 チャシャ「うさぎの判断は正しかったのかしら?」

081 うさぎ「? 当たり前じゃないか。僕は後悔したよ。彼を放っておいたことにね」

082 チャシャ「帰るわ」

083 アリス「!? どうして?」

084 チャシャ「反論の余地がなくなったから。うさぎを責める私は間違っていたと、自覚してから帰るのよ」

085 アリス「恋したことがいけないのというの?」

086 チャシャ「うさぎに飽きたら、私のところにいらっしゃい」

087 うさぎ「それなら今すぐ行くといい」

088 アリス「もう消えてしまったわ」

089 うさぎ「彼女は利口なはずだからね、ジョーカーが存在したことによる影響は彼女が説明してくれるさ」

090 アリス「・・・・・・ジョーカーは、自分のことを異端者だと、イレギュラーだと知っていたわ」

091 うさぎ「当たり前じゃないか。彼が一番自分のことを理解していたと思うけど。なにしろ自分だけ役割がないのだから」

SE:ドンドン ドアを叩く音

092 うさぎ「来客とは珍しい」

SE:トコトコトコトコ 歩く足音
SE:キィ ドアを開く音

093 うさぎ「ふんふん、そうかそうか」

SE:パタン ドアを閉める音

094 アリス「今のは、トランプ兵ね」

095 うさぎ「ちょうどいい、いや、ちょうどよくはないが、一緒に彼女のところに行こうじゃないか」

096 アリス「私も女王のところへ?」

097 うさぎ「彼女が僕を呼びつけたんだよ。よくあることだ。君は呼ばれてないけれど、彼女が聞きたいことを想像するに、僕の予想が当たっていれば君は重大な事実を手にするだろう」

098 うさぎ「さて、君は行くかい?」

099 アリス「行くわ」




100 うさぎ「女王様、失礼しますよ」

101 女王「遅いわ! 遅すぎる!」

102 うさぎ「そんないきり立たないでくださいよ」

103 女王「うさぎ、例え貴方だろうと私の首をはねよと兵に命じるわ」

104 うさぎ「では、ちょくらはねられてこようじゃありませんか」

105 アリス「うさぎさん!? 女王様、止めて! うさぎさんを消したら貴方たちが言う世界を動かすものがいなくなるわよ!?」

106 うさぎ「おや、僕の身を案じてくれるとは、君は優しいんだね」

107 アリス「うさぎさんも、兵に捕まったまま笑ってないで女王様に謝ればいいでしょ!?」

108 うさぎ「これは女王の・・・・・・と言いたいところだが、彼女が楽しそうだから黙っていよう」

109 アリス「女王様の・・・・・・?」

110 女王「アリス、これは私からのご褒美よ。先ほど、チャシャより物分かりがよくて私は驚いたの」

111 アリス「ご褒美というのならうさぎさんを助けて!」

112 女王「うさぎが首をはねられれば、アリスにとってのご褒美になるの。よく考えなさい。あと、うさぎ」

113 うさぎ「なんでしょう?」

114 女王「チャシャも邪魔者ジョーカーに心寄せているみたいね」

115 アリス「え!?」

116 うさぎ「やはりそのお話ですね。僕の予想は大当たりです。アリスをつれてきた甲斐がありました」

117 女王「アリスだけなら追い出せば済むけれど、チャシャまでもとはいかないのよ?」

118 うさぎ「困りものですね」

119 女王「どうにかしなさい」

120 うさぎ「そうですね、アリスに質問があるのですが」

121 アリス「質問?」

122 うさぎ「彼は、君に好意を寄せていたのでしょうか?」

123 アリス「は?」

124 うさぎ「つまりは、君と彼は両思いだったのか、ということです」

125 アリス「・・・・・・いいえ、ジョーカーはチャシャ猫さんが好きでした」

126 うさぎ「おや、彼がそういったのですか?」

127 アリス「ジョーカーはそんなことを言う人ではありません。いつも笑って本心が分からない人でした。でも、チャシャ猫さんを語る口と見る目は優しかったわ」

128 うさぎ「ふむふむ。それでは判断がつきませんね。君の嫉妬による見方かもしれませんし」

129 女王「ならチャシャを殺せばいいじゃないの」

130 うさぎ「いえ、ジョーカーとアリスが両重いなら、彼女も諦めるでしょう。なにしろ彼女はこの世界の仕組みを忘れているようですから」

131 女王「アリスに頼めばいいじゃない。うふふ、私って天才ね!」

132 うさぎ「おお、その手がありましたか。なら全て解決ですね」

133 女王「アリス、命令よ。うさぎの首は私がちゃんとはねておくから心配しないで。チャシャのところにいって、うさぎの死を伝えてきてちょうだい」

134 アリス「そんな!」

135 女王「早く行ってよ。私の遊びにもちゃんと付き合ってもらわなくちゃ、貴女を今すぐ追い出すわよ」

136 うさぎ「僕のことは気にしなくていいさ。それより、急がないとこの世界から追い出されちゃうよ?」

137 アリス「ごめんなさい、うさぎさん!」

SE:ダダダダダ 走っていく音

138 うさぎ「おや、少しショックだな」

139 女王「うさぎより、アリスは邪魔者ジョーカーを選んだのね。あら愉快」




140 アリス「チャシャ猫さん? どこにいるの?」

141 チャシャ「呼んだかしら?」

142 アリス「ええ、呼んだわ」

143 チャシャ「もう、うさぎには飽きたの?」

144 アリス「女王様から伝言を頼まれて・・・・・・」

145 チャシャ「伝言?」

146 アリス「うさぎさんの首をはねる、と・・・・・・」

147 チャシャ「・・・・・・」

148 アリス「チャシャ猫さん?」

149 チャシャ「うふふふふふ、あーおかしい。私ったらどうかしてたのね」

150 アリス「どういうこと? なぜ笑っているの?」

151 チャシャ「すっかり忘れていたのよ。この世界で生まれたものは決して消えないと」

152 アリス「消えない?」

153 チャシャ「女王様の気にふれて首をはねられたトランプ兵が何人いると思う? 普通ならトランプ兵なんてお城から一人もいなくなるくらいの人数が毎日死んでるわ」

154 アリス「それでも数が減らないのは、みんな生き返るから、どというの?」

155 チャシャ「正解」

156 アリス「なら、ジョーカーも・・・・・・」

157 チャシャ「そこまで重要人物ではないから時間はかかるけど、必ず」

158 アリス「ならうさぎさんも」

159 チャシャ「うさぎは女王の次に世界にとって大切な存在。すぐ生き返るわ」

160 アリス「よかった・・・・・・」

161 チャシャ「どうしてかしら・・・・・・」

162 アリス「?」

163 チャシャ「こんな当たり前のことを忘れていたなんて」

164 アリス「それは・・・・・・」

165 チャシャ「? アリスは分かるというの?」

166 アリス「……ごめんなさい。私には分からないわ」

167 チャシャ「当たり前でしょ。私のことを貴女が分かってったまるものですか」

168 アリス「・・・・・・あの、どうして私を呼んだの?」

169 チャシャ「ジョーカーが変えてしまった世界を教えるためよ。冷静に考えたら、全てがおかしくなっていたことにやっと気づいたわ」

170 アリス「おかしくなっていたこと?」

171 チャシャ「元々、この世界ワンダーランドはアリスが楽しむための夢の国」

172 アリス「うさぎさんに聞いたわ」

173 チャシャ「アリスが思いを寄せるというよりも親しみを感じる存在なんてないはずなの。忙しく動くうさぎにわがままな女王様。掴みどころがないチャシャ猫に不思議な住人たち」

174 チャシャ「だけど私はジョーカーのことで笑顔が消えた。イレギュラーな存在があったことで、ワンダーランドの住人達は貴女にとって親しみやすくなってしまったのよ」

175 アリス「それが本当かは私には分からないけど、それなら、ジョーカーが再び存在したときワンダーランドはどうなるの?」

176 チャシャ「どうもならないわ。うさぎがイレギュラーな存在を消して、新しく生まれた存在に役割を与えるだけよ。もちろん、記憶は引き継ぐわ」

177 アリス「また、ジョーカーに会えるのね」

178 チャシャ「っ・・・・・・、でもっ、アリスはすぐに夢から冷めなくてはいけないわ」

179 アリス「それでも、ジョーカーに想いを伝えたい。チャシャも、っ!?」

SE:ドサ 倒れる音

180 チャシャ「うさぎ、何を!?」

181 うさぎ「アリスの役目は終わったから迎えに来ただけさ。それに、君に余計なことを言おうとしていたからね」




182 女王「邪魔者ジョーカーの役割は何にしようかなあ。・・・・・・うーん、新しい帽子が欲しかったところだし、帽子屋さんなんてどうかしら?」

183 女王「それに、ふふ、アリスに想いを寄せるジョーカーを見ればチャシャも諦めるだろうし、これで問題は全て解決ね。ああ、本当に疲れたわ」

184 女王「あら、うさぎと私だけの秘密。教えて欲しいの? トランプ兵であるお前になんて普通は教えないけど、私は優しいから教えてあげるのよ」

185 女王「生まれ変わるものの記憶は私とうさぎさんの思いのままなの。だからジョーカーにアリスに対する恋心を植え付けるなんてお手のもの。チャシャも近々殺してジョーカーに関する記憶をけそうかしら? あははは、とても素敵な世界。ワンダーランドはね、私にとってま夢の国であるのよ、あははははは」




タグ:台本 声劇
posted by sora at 04:26 | Comment(0) | 台本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする