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主に企画の製作日記等を書きたいと思っています。
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2014年06月24日

戦争の影

【戦争の影】総台詞数49



・登場人物♀1♂2
ジェニファ♀ 

ダニー♂ 

男♂ エキストラ


・本編
自動ドアが開きジェニファが入ってくる
ジェニファ「おはよう」
ダニー「おはよう、ジェニファ。よく眠れた?」
ジェニファ「いいえ、夢見最悪よ」
ダニー「それは残念だ。今日は君の晴れ舞台だってのに」
ジェニファ「生存確率がほぼないんじゃ素直に喜べないわね」
ダニー「一機しかない新型の戦闘機だ。大切にしてくれよ」
ジェニファ「貴方の集大成だもの。分かってるわ」
ダニー「そっか、良かった」
軽くキス
ジェニファ「寂しいけど、国の為だものね」
ダニー「あいつを僕だと思えばいいさ。パイロットの腕はピカイチなんだからきっとダニー1号も喜んでくれるよ」
ジェニファ「貴方が惚れたように?」イタズラっぽく笑って
ダニー「そういうこと」
ジェニファ「うふふ……ん? ちょっと待って」
ダニー「何だい?」
ジェニファ「名前つけたの? 新型戦闘機に?」
ダニー「ああ、ダニー1号。君が昔乗ってたのはディズ4号だ。名前くらい普通だろう?」
ジェニファ「んーそうねー、じゃあ貴方の名前は?」
ダニー「ダニー」
ジェニファ「新型戦闘機は?」
ダニー「ダニー1号」
ジェニファ「貴方の名前がついたのは昔あったじゃない」
ダニー「あれは船だ。それにスペルが少しイジってある」
ジェニファ「(失笑)。分かった。もう文句は言わないわ。あの子……ダニー1号(少し笑って)とゆっくり余生を楽しむ」
ダニー「ちなみに僕は0号だ。忘れないでくれよ?」
ジェニファ「忘れないわよ、馬鹿ね」
ダニー「じゃあ、出発前にプレゼントだ」
一輪の薔薇を渡す
ジェニファ「薔薇ね……素敵」
ダニー「この胸ポケットにさして。あ、棘はとってあるから大丈夫」
ジェニファ「あら、気が利くこと」
胸ポケットに薔薇をさす
ジェニファ「これを貴方だと思えばいいのかしら」
ダニー「そういうこと。ついでに1号もね」
ジェニファ「了解。…………ねえダニー、寂しいわ」
ダニー「僕もだよジェニファ」
ジェニファ「どうして戦争なんてあるのかしら」
ダニー「さあ、雲の上の御方にしか分からないことだね」
ジェニファ「ダニー、貴方は新しい人生を歩いてね」
ダニー「ジェニファ、君のことはずっと忘れないよ。また戻ってくるのを待ってる」
ジェニファ「そんなことを言わないで。私はもう戻って来れないのよ」
ダニー「戦争が終われば帰ってこれる」
ジェニファ「敵さんが頭上を飛んでる私を打ち落とさず、黙って見守ってくれると思う? 仲間が殺されるのを見ながら?」
ダニー「……」気まずそうに
ジェニファ「ごめんなさい、意地悪言い過ぎたわ。でも気持ちは嬉しい」
ダニー「皮肉だね、皆の棺を僕が造っているなんて」
ジェニファ「貴方の技術は素晴らしいわ。これからも頑張って。私は誇りに思ってるから」
ダニー「ありがとう」
カツカツと歩いてくる男
「ジェニファ、準備は出来たか」
ダニー「ええ。じゃあねダニー」
軽くキス
ダニー「愛してる」
ジェニファ「私もよ」
ジェニファ去っていく
タグ:台本 声劇
posted by sora at 21:25 | Comment(0) | 台本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伴奏

【伴奏】総台詞数77

伴奏 提出作品
声部・ニコ動・サイト等での投稿目的の使用はご遠慮ください。
練習・ニコ生・声部LIVEでの使用は○


・登場人物♀3♂2
結城美鈴♀(25) 髪のポニーテールが特徴。負けず嫌いな少女。過去に縋りつく彼女は、今もあの時の光を求めている。

エドワード♂(28) 結城家で家政婦として働く美鈴の従兄。美鈴を大切にしている。

大石一成♂(20) 美鈴のお見合い相手。プロデューサーでもある。

記者♀(1) 女性の記者

男性♂(3) オーディション審査員


・本編
役名番号台詞
  【ピアノ・拍手】
美鈴01_01(たくさんの拍手。歓声)
  【舞台袖に戻ってくる】
エド02_01「美鈴!」抱きつく
美鈴03_02「わっ」驚く
エド04_02「良かったよ!お疲れ様」
美鈴05_03(誰もが褒め称えてくれた。天才だと、口々に。でもそれは、私の目が見えなかった時の話。つまり、過去の栄光)
美鈴06_04「短編オーディオドラマ私の価値」
大石宅
美鈴07_05(今年で二十歳となった私は、両親の勧めでお見合いをすることになった。二人きりにされ、気まずい沈黙を相手が破ってくれる)
大石08_01「確か、女神の手で有名でしたよね」
美鈴09_06「知ってらっしゃるのですね」
大石10_02「私は貴女の大ファンでしたから。もちろん、今でもね」
美鈴11_07「ありがとうございます」
大石12_03「まだピアノはされているんですか?」
美鈴13_08「はい。音楽は好きですから」
大石14_04「今度聞かせてください」
美鈴15_09「(少し考えて)気が向いたら、いいですよ」
大石16_05「では、貴女の機嫌をずっと伺っていることにしましょう」イタズラっぽく
帰宅
  【ガチャドアを開ける音】
美鈴17_10「ただいま」
エド18_03「お帰り、美鈴」
美鈴19_11「エドワード、お父様とお母様のこと聞いてる?」
エド20_04「パーティーでしょ、知ってるよ。夕飯の材料は余ったけど明日に回せば大丈夫だし、とりあえず二人分作ってある。それより、どうだった?」
美鈴21_12「……いい人よ」
エド22_05「じゃあお見合いは成功だね」
美鈴23_13「うーん」
エド24_06「どうしたの?」優しく
美鈴25_14「彼、昔の私を知っていたの」
エド26_07「嫌なことでも言われた?」心配して
美鈴27_15「今度聞かせて欲しいとだけ。違うの、彼に昔の私を知っていると言われた時とても嬉しかった。だから、悔しい」
エド28_08「美鈴はあの世界に戻りたいんじゃないのかな」
美鈴29_16「っ!そんなこと、ありえない!だって、あそこは……」最後消え入るように
エド30_09「……火、つけっぱなしだった。夕食作りに僕は戻るね」優しく
美鈴31_17「夕食、出来たら呼んでください」
回想
記者32_01「手術成功おめでとう!美鈴さん、目見えるようになったんだって?」
美鈴33_18「ありがとうございます。私はもっと世界中の人に自分のピアノを聞いて貰うのが夢なんです!だから、これからもっと練習して頑張っていこうと思います!」
回想2
美鈴34_19「はあ、はあ」肩で息をする
  【ジャーン無造作にピアノを叩く音】
エド35_10「美鈴!もう練習はいいだろう」
美鈴36_20「足りない!こんなんじゃ誰も見てくれない!」
エド37_11「十分上手い。ほら、手が痙攣してる。一体何時間やっていたんだい?今日はここまでにしよう」
美鈴38_21「上手くても、誰も認めてくれない!!私より上手い人なんていっぱいいるのよ!もっと練習しないと」
回想3
美鈴39_22「どうして彼女が選ばれるんですか!?私の方が上手いのは一目瞭然なのに!」
男性40_01「今回のはオーディションなんだ。コンテストじゃない。違いが分かるかい?」
美鈴41_23「違い?」
男性42_02「オーディションは使えるかどうかであって技術はその次だ。つまりね、君にはもう話題性がないんだよ」
美鈴43_24「話題性……」
男性44_03「盲目の若い美人ピアニストが売りだったってのに目が見えるんじゃただのピアニストだ。今回の子は女優もやっている多才な子だったから選ばれた。そんなに見て欲しいんなら、もう一回目が見えなくなってからくるんだな」
美鈴45_25「そんな……」絶望
モノローグ
エド46_12(過去に縋りつく美鈴もいけない。でもなにより、引き手の話題性だけで演奏の価値が決まることを許してしまって良い訳がない)
大石宅
大石47_06「すみません、お忙しい中」
エド48_13「いえ、大丈夫です」
大石49_07「改めまして、先日美鈴さんとお見合いをさせて頂いた大石一成と申します」
エド50_14「結城美鈴の従兄で、結城家で家政婦としてお世話になっているエドワード・エルドです。よろしくお願いします」
大石51_08「それでさっそくですが、美鈴さんに良いご提案があるんです」
エド52_15「美鈴になのに、何故僕に?」
大石53_09「私は美鈴さんに嫌われたくない。昔からのファンですし、それを抜きにしても彼女が好きだ。それで、この僕の提案を喜んで頂けるか親しい方にお聞きしたいと思ったのです」
エド54_16「ご提案とは」
大石55_10「それと言うのが、メディア展開のお誘いでして。CDと同時にモデルデビューも検討しております。彼女自身美人ですし、過去のことだけでも話題性は十分にあると思うんですよ。停滞期を終了して復活ってね」
エド56_17(話題性……まあお金絡みだししょうがないけど)
エド57_18「お断りします」
大石58_11「え?」
エド59_19「美鈴は喜ぶでしょう。でもそれは彼女の夢じゃない」
大石60_12「何が気に入らないのですか、エドワードさんは」
エド61_20「貴方の注目しているものが、話題性にあることです。美鈴の夢は演奏を聞いてもらうことであって、アイドルを目指しているわけじゃない。でも美鈴は、きっとこの話を聞いたら欲望に負けるでしょう。自分を見て欲しい、認めて欲しいという欲望に。だから僕が正すんです。評価頂きたいのは演奏であって顔じゃありません。過去の栄光じゃありません」
大石62_13「でも世の中でやっていくためには話題がいるのはもう理解されてますよね」
エド63_21「ええ、理解しています。僕達は世の中に思い知らされた。だからこそ、もうそんな世界には入って欲しくないんです」
大石64_14「弾き手の素行が悪いと演奏も悪く言われる。例え良くても、見ないふりをされる。もしくは、同等の技術を持っていても話題のある方が有名になる。その場合をさらに言うなら、話題がなくなれば埋もれていく。数多くの例ですね。素晴らしい演奏家が何人も技術ではなく自身の評価のせいで消えていく。…………それにしてもシスコンというものを初めてみました」
エド65_22「は?」
大石66_15「一人っ子なので美鈴さんが羨ましいです」
エド67_23「変なことを言わないでください。僕はシスコンじゃない」
大石68_16「美鈴さんの反抗期が来ないといいですね。いや、もう終わったのでしょうか」微笑ましく
エド69_24「喧嘩売ってますか?」
大石70_17「いえいえ。では、この提案は見送ろうかと思います。でも美鈴さんは諦めませんので。今度のデート楽しみにしていますとお伝えください」
エド71_25「美鈴に会うときに覚えていたら伝えましょう」少し意地悪に
大石72_18「ああ、最後に一つだけ」
エド73_26「なんですか」
大石74_19「デートにはついて来ないでくださいね」
エド75_27「デート事態を阻止することも可能だということをお忘れなく」
大石76_20「やはりシスコンというものは噂通り怖い」
エド77_28「やっぱり喧嘩うってますよね?」
End
タグ:台本 声劇
posted by sora at 21:00 | Comment(0) | 台本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月05日

知らない世界公開

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大雑把に約一ヶ月前、「知らない世界」公開致しました。
ブログでのお知らせをすっかり忘れておりました。
物語という形でなら古典を少しでも楽しんで頂けるんじゃないかなーと思っております。
長台詞(しかも古文)を丸投げしてしまった方々にはもう頭上がりません。
皆さん綺麗な発音で読んで下さいました。

ナレーションの聞きやすさと登場人物の演技が聞き所です。
後イラストの美しさも惚れぼれしますね…あこ様ありがとうございました!

知らない世界、これにて企画完結となります。